· 

【第6号】真の観光立国に向けて

~観光庁の取組との連携スタート!~

1面

昨年の6月から始まった!観光庁 星氏とのご縁

 昨年2022年6月16日の午後、私(淀江の宿今津田中家のオーナー 田中洋子)は、鳥取県観光戦略課が企画された「ポストコロナ時代の魅力ある観光地づくり講演会」を聴くために鳥取市のとりぎん文化会館へ向かいました。

 講演者は、観光庁の観光資源課長(当時。現 内閣府沖縄総合事務局運輸部長/沖縄総合観光施策推進室長・観光庁本庁 観光政策調整官 兼務)の星明彦さんで、配布された資料のタイトルは「真の観光立国へ向けて」。とても謙虚で気さくなお人柄が伝わってくる講演会で、お話しされていたことが、「淀江の宿今津田中家」や、昨年4月に立ち上げたばかりだった「(一社)Bisui Daisen」で目指していることと深い部分、思想の部分でもとても一致していて、「観光庁も同じことを目指されていたんだ」と何度か嬉し泣きしそうになりました。

 講演会の後、少しの時間設けられた星さんとの名刺交換の列に並び、ギリギリで名刺交換が出来たその夜、私は星さんにメールを送り、そこからFacebookのメッセンジャーでのやり取りが始まりました。その日は倉吉に泊まられていて、翌日17日はお昼過ぎに倉吉を出発、持参されたサイクリング車で大山を越えて米子空港まで行かれることがわかり、やり取りをする中で、その途中にうちに立ち寄ってくださることとなりました。

 17時にスマホでのリモートでの打合せがあるということで書斎を使っていただき、その後、部屋などをご案内しながら、Bisui Daisenの代表理事のトールさんも一緒に、1時間ほどお話しすることができ、とても謙虚で気さくなお人柄が滲み出た会話の中で、やはり目指していること、やろうとしていることが同じだと感じることが多く、また各地で実践されている様々なお話を聞いて、何度も心揺さぶられ、私たちのこれからの方向性を深化させることも出来た、とても素敵な時間となりました。 

その2週間後の7月1日、鳥取県観光交流局の局長 鈴木俊一さんがうちを訪問してくださいました。東京出張での観光庁訪問時に、星さんが鈴木さんに

「Bisui Daisenは、観光庁の推し進める『第2のふるさとづくりプロジェクト』『地方における高付加価値のインバウンド観光地づくり』のモデルとして可能性を持っている!」と伝えてくださったそうで、それを受けての鈴木さんの訪問となりました。

Bisui Daisen(美水大山[ビスイダイセン])とは

一般社団法人Bisui Daisen

2022年4月15日設立。非営利型の一般社団法人。

代表理事:レジリエンス 大原 徹 氏(HiddenWest)

専務理事:株式会社ウォリス 田中 洋子(淀江の宿 今津田中家)

 

BisuiDaisenのミッション

「美水大山地域(鳥取県米子市淀江町・西伯郡大山町、及びその周辺地域 ) 」をユニーク(唯一無二)な 体験型・交流型のニューツーリズムの場 と位置付け、訪れてみたくなる、定期的に帰りたくなる、暮らしたくなる、魅力的な場を参画者一人ひとりの強みや持ち分を活かした連携 で共創していく



2面

 その後、鳥取県観光交流局のご支援を受けて、星さと何度かお会いし、また「高付加価値なインバウンド観光地づくり」プロジェクトに関わり始めることが出来ました。

 2023年4月以降、「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり」のキックオフミーティング後の交流会・11モデル地域が集まる合宿などが開催され、淀江がその会場となりました。次号では、その動きをご紹介します。


3面


4面


ダウンロード
淀江の宿今津田中家 瓦版 6号 A4 4P
1-2Pは真の観光立国に向けて、3P 日替わり店長カフェのカレンダー、4P淀江プロジェクト物語 第5話
瓦版6号202309A4.pdf
PDFファイル 2.9 MB
ダウンロード
淀江の宿今津田中家 瓦版 6号 A3 二つ折り
1-2Pは真の観光立国に向けて、3P 日替わり店長カフェのカレンダー、4P淀江プロジェクト物語 第5話
瓦版6号202309A3.pdf
PDFファイル 2.9 MB