海・山・農場・牧場などが近くにあり、宿のすぐ横に田畑を持つ「淀江の宿 今津田中家」では、このロケーションからの恵みを生かし、なるべく多くの食材を自分たちで収穫・調達して食する「サステナブル(持続可能)な食体験」を提供します。この地で生まれ、小さい頃、半自給自足生活を送っていたこの宿の女主(おんなあるじ) 洋子は、18歳でこの地を離れ、大学を卒業後、34年間大阪に住み、長年IT関連の仕事に就き、自給自足とかけ離れた生活を送ってきました。2020年5月にUターンした後、テレワークをしながら、自給自足生活にチャレンジし始めた 農業一年生の女主と一緒に、地元の様々なスペシャリストの方の助けを借りて、サステナブルな暮らしを体感してみませんか?
自家農園で、なるべく昔ながらの自然農法を用い、うるち米・もち米・麦・雑穀・豆類、野菜、果物、ハーブ、きのこ類、果樹など、自分たちが普段口にする食物を育てていく予定です。
農業一年生のオーナーが、地元のスペシャリストの方の助けも借りて、自給自足のための農業にチャレンジしていきます。年間カレンダーをご参照の上、ご自身が植えてみたい作物の種まきや苗の植え付け時期にぜひお越しください。
大山の恵みを受けた魚種豊富な山陰沖フィールド、釣りの聖地と言われる隠岐の島フィールドを知り尽くしている釣りのスペシャリストが、大山の豊かな恵みを抱く美保湾をメインステージに日本海の多彩な魚たちとの出会いを演出してくださいます。釣り初心者大歓迎。手ぶらでOK!
また、わかめ・アワビ・サザエなどを採っておられるご近所の漁業従事者に同行、加工などの見学やお手伝いをする体験などもご用意しています。
宿のすぐ隣にある自家農園で作物の収穫、また自家農園以外の農園や牧場などへ行っての食物の収穫・調達、山での山菜やきのこ採り、名水汲みなどを実際に体験していただきます。
地元のスペシャリストの助けも借りて、自然の恵みやこだわりを持って育まれた食材などを収穫・調達してください。
リストをご参照の上、収穫や調達をしてみたい食物をお選びください。
地元には、作り手や産地のはっきりした新鮮な食材を扱っているお店があります。
豊富な地元野菜が揃い、農家さんが値付けをする「農産物直売所アスパル」、地元の漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を購入できる「新鮮市場」、美味しい大山どりが破格値で購入できる「大山どりびっくり市」(基本毎月最終日曜日開催)など、地元の方にも人気のお店で、田舎ならではの買い物をぜひ楽しんでください。
自家農園で収穫した大豆で、豆乳やおから、味噌や豆腐、きな粉などを作ってみませんか?
収穫した米の精米体験(米ぬか)や、米粉づくりなども行っていく予定です。また、収穫・調達した食材を使って、ケチャップ・生絞りポン酢・ドレッシング・柚子胡椒などの調味料、また、かんぴょう・ビワの葉茶・ハーブティーづくりなども行う計画しています。原材料から育成・収穫・調達し、作る過程をぜひ一緒に体験してください。
収穫・調達した恵みの食材を使って、素材を生かしたBBQや鍋、蒸し料理等を楽しみませんか?
収穫した野菜や果物、果樹、米粉など作った食材を使っての和菓子作り、デザートづくり教室、ドリンクやスムージーづくりなども行います。
また、カフェスペースでは、地元や全国のスペシャリスト、日本在住の外国人などを講師にした世界各国の料理、全国津々浦々の郷土料理などの料理教室・料理提供なども定期的に行う予定です。
女主 洋子の実家が空き家になり、売却も含め、どう対処するか考えあぐねていた2018年6月、大阪で地震が起きました。またその2か月後、今度は台風が関西を直撃し、周辺で停電が続き、シャワーのお湯も出ず、マンションだと水も出ない・・・という都会生活の脆さを見聞きし、「これからも災害は起こるかもしれない。自然の恵みがある田舎を持ち、自家発電や井戸水が出せる避難所的なものにもできたらいいかも」と感じ、実家の活用を考えることとなりました。ライフライン再考の他、食以外の自給自足生活を皆様と一緒に考えて進めていき、未来へとつなげていけるサステナブル(持続可能)な暮らしを体験・実践していけたらと思っています。
宿の近くには日本最大級の弥生集落遺跡「妻木晩田遺跡」や「向山古墳群」をはじめとして、古くは旧石器時代からの遺跡があり、「鳥取県立むきばんだ史跡公園」「伯耆古代の丘公園」「上淀白鳳の丘展示館」などで、弥生人なりきり体験や古代体験などを体験したり、歴史の学習をしたりすることができます。また世界からその技と美が注目されている「淀江傘」の和傘伝承館では、ミニ傘の胴張り(紙張り)体験が可能です。
また海山なども近く、様々なアクティビティを体験することができます。2年以上の淀江プロジェクトで行ってきた「片付けからの古民家再生」はまだ途中段階で、今後、洋室の壁づくりや大正ロマン風の部屋づくりや茶室づくりなどに加わり、古民家再生の過程を体験することができます。
宿の近くの遺跡巡りや施設での古代体験、「淀江傘の胴張り体験などができます(サイクリングやウォーキングで巡ることが可能)。宿には女主 洋子の父が買い揃えた歴史関連の書籍が多くあり、それらの遺跡や施設を訪れる前後に、日本の歴史・文化などの学習をすることができます。
また施設内の茶室完成後は、書道・着物着付け・茶道・闘茶・箏(琴)などの日本の文化体験を行っていく予定です。
日本海までは徒歩5分で、近くにはサーファーの集まるスポットがあり、サップなども可能です。また皆生温泉海水浴場など海水浴場もあります。
大山の麓までは車で30分。大山では登山やスキー・スノボー・スノーシューなどを楽しめます。
また、日本一危険な国宝 とも言われている断崖絶壁に建てられた投入堂のある三徳山三佛寺のまでは宿から60km(車で1h)。険しい山道の参拝登山は、絶景に会えるお勧めアクティビティです。
宿の女主 洋子は、鳥取県西部ブランディング事業「大山時間」2020年2021年主催の「サイクリストの聖地化:サイクルガイド養成講座」に皆勤参加し、サイクリングツアーのプランナー・ガイドとして、地域の方と協力しながら、現地でのサイクリングをより楽しめるルートを開発中です。宿では、e-Bikeレンタサイクルも行い、気軽にサイクリングを楽しめる環境も提供しています。ぜひe-bike活用のサイクリングもご体験ください。
この宿の女主(おんなあるじ) 洋子の趣味は旅行。貧乏旅のバックパッカーで、海外では現地で暮らす人とのふれあいを入れ込む旅をしてきました。また生まれてから18年間はこの地で暮らしていたので、ご近所さんとは旧知の知合いです。そして、仕事柄、新たなチャレンジの支援や各種セミナー開催、個別ITサポート、経営コンサルティングなどを多くやってきました。また、2020年5月に大阪からこの地にUターンしてきてからは、毎日パソコンに向かい、リモート操作やオンライン会議で、テレワークをしています。そんな女主ならでは・・で提供できる体験をご用意しました。