昨年2022年6月、私(淀江の宿今津田中家のオーナー 田中洋子)は、鳥取県観光戦略課が企画された「ポストコロナ時代の魅力ある観光地づくり講演会」に参加。講演者は、観光庁の観光資源課長(当時。現 内閣府沖縄総合事務局運輸部長/沖縄総合観光施策推進室長・観光庁本庁 観光政策調整官 兼務)の星明彦さんで、配布された資料のタイトルは「真の観光立国へ向けて」。お話しされていたことが、「淀江の宿今津田中家」や、昨年4月に立ち上げたばかりだった「(一社)Bisui Daisen」で目指していることと深い部分、思想の部分でもとても一致していて、「観光庁も同じことを目指されていたんだ」と何度か嬉し泣きしそうになりました。
講演会の後に名刺交換をした夜、私は星さんにメールを送り、やり取りが始まり、翌日自転車で移動の途中に、うちに立ち寄ってくださいました。その後、鳥取県観光交流局の局長 鈴木俊一さんの観光庁訪問時、星さんが鈴木さんに「Bisui Daisenは、観光庁の推し進める『第2のふるさとづくりプロジェクト』『地方における高付加価値のインバウンド観光地づくり』のモデルとして可能性を持っている!」