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(一社)BisuiDaisen(ビスイダイセン 宿主 洋子が専務理事を務める)は、鳥取県西部ブランディングプロジェクト「大山時間」の「令和7年度ツアー商品造成業務」に携わることとなり、サイクリングを含んだツアー造成を実施中です。今回はこの事業についてご紹介します。
大山時間とは
「大山時間」は、鳥取県西部地域の魅力を域内外に発信するプロジェクトで、鳥取県西部商工会産業支援センターが事務局を務められており、2017年、このエリアの人口減少に対応していくために開始、域外へ売る「モノ」事業、域外から誘客する「コト」事業が展開されていきました。2019年度から、コト事業の一環として、「サイクリスト聖地化事業」がスタートし、2020年5月、Uターンしてこちらに戻って来た洋子は、「大山時間 サイクルガイド養成講座」に参加し、サイクリングの有用性を感じて、スポーツタイプのe-bike(電動自転車)を宿に揃えて、宿泊客などを中心に活用していただいています。
「令和7年度ツアー商品造成業務」の手始めとして、30年以上の実績がある「サイクルカーニバル(米子日吉津商工会が実施)」の前日9月6日(土)に、淀江エリアのツアーを組み、実施しました。
行程
淀江の宿 今津田中家 🚲 真名井ばあちゃんのせせらぎレストラン 🚲 天の真名井(水車小屋でついた「今津田中家のはで掛け米」を回収
🚲 壺瓶山 🚲 今津田中家
水車小屋でついた米をかまどで炊く→淀江さんこ節を楽しむ
ツアー当日
朝7時に今津田中家のはでかけ米の玄米を持って行き、天の真名井の水車小屋にセット。午後からe-bikeでツアーがスタート、「真名井ばあちゃんのせせらぎレストラン」で昼食後、水車が7時間かけて精米してくれた米を回収。壺瓶山の山頂では、天の真名井の湧水と壺瓶山の茶畑の葉で作った冷たい緑茶、また湧水を沸かしてエチオピア産のドリップコーヒーを飲んで湧水を堪能。
宿に帰ってから、米のヌカを振り落とした後、湧水も使ってかまどで炊き、淀江漁港の魚介類を七輪で焼き、大山豚の豚汁なども皆で準備しました。
そして18時半からは「淀江さんこ節ショー」。裏庭のデッキを舞台にして、食事をしながら観覧の後、急遽参加してくれたエチオピア人のテオドロス(Tewodros)さんはじめ、参加者全員が舞台に立ってさんこ節を体験。終了後はさんこ節の演者さんたちとも交流を深めました。
今後の予定
サイクルバスで行く!一泊二日の大山寺特別体験とダウンヒルサイクリング
~大山寺の若手僧侶や宿坊女将と共に紡ぎ触れる 大山の今までとこれから~
11月8日(土)~9日(日)
走行100km 獲得標高1000mにチャレンジ!秋の日野路サイクリング
~スペシャルサイクルガイドと一緒に走ろう!~
11月15日(土)
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2025 淀江研究滞在記
2022年、徳永朋祥教授(東京大学大学院 新領域創成科学研究科)のチームが湧水調査のため当宿にご宿泊、2023年には井上大悟さんの淀江の湧水について卒論作成のため、何度かご宿泊されました。そのチームメンバーの一人、伊藤有加さんが2024年に大阪公立大学の准教授に就任され、そのご縁から淀江に滞在された 大阪公立大学の宮本大輝さんの滞在記をご紹介します。(田中 洋子)
大阪公立大学 理学部地球学科4年生 第四紀自然学研究室所属 宮本大輝
瓦版の読者の皆様、はじめまして。大阪公立大学理学部地球学科4年生, 第四紀自然学研究室所属の宮本大輝(ミヤモト タイキ)と申します。現在私は今津田中家さんを拠点として、淀江を中心とした大山地域の地下水や湧水を調査させていただいております。今回は、私の研究や淀江での様々な経験についてご紹介させていただきます。お気軽に読んでいただけますと嬉しいです。
淀江との出会い
まずは淀江という素敵な地域との出会いについてお話をいたします。私は地球学科に所属しており、地質や地層、鉱物などを手がかりにして得られた地球の歴史や様々な現象に関する知見を学んでいます。また地球学科では講義のような座学だけでなく、先生方と野外へ出向き地層の記載手法や自然の作り出した地形を学ぶ実習があります。その実習を通して、教科書や文献から学んだ事象を実際にフィールドへ出て確認し、全身で学ぶスタイルにとても惹かれました。
そして去年の7月、研究室訪問のときに伊藤先生へ先ほどのお話をいたしました。すると、“淀江”というガンガン山に入っていくような調査ができる地域があるというご紹介をいただきました。その後淀江に関する文献などを調査していくうちに、大山の有する豊富な地下水や雄大な自然に興味を持ち、ぜひここで調査をしたいと思うようになりました。
研究テーマは「地下水」
私の研究テーマは大山地域で湧き出している地下水がどこで集められ、どのような経路をたどっているのかを解明することです。この研究テーマは東京大学の井上大悟さんが2023年から着手されており、私は調査の対象地域をさらに南へ広げ、土地利用・地質と地下水の水質の関係についても検討したいと思っています。これによって水の循環の一つである地下水についての知見を得て、これまで守られてきた美しい地下水環境を未来へ残すことにつながればと考えています。
調査では北尾にお住まいの山根正敬さんに地域の案内をはじめ、調査の様々な場面でお世話になっております。卒業論文ではこれまでの調査結果をもとに、地下水流動系や地下水の水質形成についてまとめる予定です。
超充実の2週間
私は今年の8月28日~9月11日の2週間、とっとり暮らしワーキングホリデーという制度を利用して今津田中家さんのところに滞在しておりました。ここでは今津田中家さんでのお仕事や私が感じたことについてお話ししたいと思います。
田中さんに草刈りなどの庭仕事を任されていたのですが、涼しい時間に草刈りを行う都合で、朝の5時ごろに起床しておりました。普段の自堕落な生活が祟ってしまい、初日は少し辛かったですが、少しずつ慣れてきました。庭仕事の後には田中さんが用意してくださった朝ご飯をいただきました。その朝ご飯には地元で採れた食材がふんだんに使われていて、味はもちろんのこと、とても元気をもらいました。
淀江で2週間暮らして感じたことは地域の方どうしのつながりの強さです。私の住んでいる地域は、決して仲が悪いというわけではないのですが、隣に住んでいる人が何人で住んでいてどのような仕事をしているなどが全くわからず、回覧板があるかどうかもわかりません。そのため、田中さんがこの食材は○○さんが採ってくれたものとか朝から畑仕事をされている方とお話をしたりして新鮮に思ったと同時にとても温かい場所だと感じました。
今後の展望
来年は修士課程へ進み、引き続き伊藤先生のもとで学ばせていただく予定です。
研究内容はまだ予定ではありますが、研究範囲を淀江よりさらに南へ広げ大山西麓一帯の地質調査と地下水の調査を行いたいと考えています。淀江には調べれば調べるほど自然はもちろん、遺跡や昔話など面白いものがたくさんあり、調査と並行しながら、様々なことを学ばせていただきたいと思います。
淀江の皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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洋子のエチオピア滞在記 Vol.3
エチオピアの主食 インジェラ
エチオピアの主食は、米でも小麦でもなく、「テフ」という穀物から作られた「インジェラ」です。インジェラは、クレープ状の発酵パンで、世界最小の穀物とされる「テフ」の粉と水を混ぜて数日発酵させ、円盤状に焼き上げられます。酸味と独特の食感が特徴で、エチオピアの煮込み料理「ワット」などを包んで手で食べるのが一般的です。また、グルテンフリーで鉄分や食物繊維が豊富であることから、近年はスーパーフードとしても注目されています。
エチオピアへ行く前、ネットで検索した際に、「世界一まずい主食」というフレーズを目にして、「食べれるのかな?」と少し不安を感じていました。AIによると、「酸味のある独特な風味と雑巾のような見た目から、日本人には好みが分かれるとされ、そうした評価を受けています。」とのことでした。
同行したメンバー、㈱フクナガエンジニアリングの代表 福永 政弘さんは「あまり好きじゃない」、(一社)日本コーヒーフェスティバル実行委員会 代表の川久保 彬雅さんは「むちゃくちゃ美味しい!」と意見が分かれていて、ワクワクドキドキ、とても楽しみにしていました。
エチオピアに着いて4日目の夜。川久保さんが「とても美味しいインジェラの店を見つけました!」と言って、皆をそのお店に連れて行ってくださり、私もいよいよインジェラ初体験!
「うーん、美味しい!」 私は勝手に「酢の物」のような酸っぱさを想像していたのですが、それほど酸っぱさを感じなくて、様々な美味しいものを包んで手で食べる「インジェラ」がとても気に入りました。
その後もお店で食べる以外に、日本人のお父さんとエチオピア人のお母さんを持つ春菜さんのお宅、淀江に来てくれてさんこ節を一緒に楽しんだテオドロス(Tewodros)さんのお宅、フクナガエンジニアリングのエチオピアの責任者 ハブトム(Haftom)さんの結婚式やハブトムさんの自宅やハブトムさんのお姉さんの自宅などで、インジェラを食べる機会がありましたが、私にとってはどれも美味しくて、健康的な「インジェラ」にすっかりハマってしまいました。
Yoko's Ethiopia Travel Diary Vol.3
”Injera”, the staple food of Ethiopia
Ethiopia's staple food is not rice or wheat, but injera, made from a grain called teff. Injera is a crepe-like fermented bread made by mixing teff flour, the world's smallest grain, with water, leaving it to ferment for several days, and then baking it into a disk shape. Characterized by its sour taste and unique texture, injera is typically eaten with your hands, wrapped around Ethiopian stews such as wat. It's also gluten-free and rich in iron and dietary fiber, and has recently been attracting attention as a superfood.
Before going to Ethiopia, I came across the phrase "the world's most disgusting staple food" when searching online, which made me a little worried, wondering if I could eat it. According to AI, "Its unique sour flavor and looks like a dust cloth mean that Japanese people's tastes are divided, and it has received such a evaluation."
My companions, Fukunaga Masahiro, president of Fukunaga Engineering Co., Ltd., said, "I don't really like it," while Kawakubo Akimasa, president of the Japan Coffee Festival Executive Committee, said, "It's incredibly delicious!" Opinions were divided, but I was excited and really looking forward to trying injera.
On the fourth night after arriving in Ethiopia, Kawakubo said, "I've found a really delicious injera shop!" and took us all there, where I finally had my first taste of injera!
"Mmm, delicious!" I had imagined it would be sour like vinegared dishes, but it didn't taste that sour, and I really enjoyed the injera, which is made by wrapping various delicious things around it and eating it with my hands.
After that, in addition to eating it at the restaurant, I had the opportunity to eat injera at the home of Haruna, who has a Japanese father and an Ethiopian mother; the home of Tewodros, who came to Yodoe and enjoyed Sankobushi with me; the wedding of Haftom, the Ethiopian manager of Fukunaga Engineering; and at his own home and the home of his sister.All of these occasions were delicious and I became completely addicted to healthy injera.
Tewodrosさん宅訪問
(一社)日本コーヒーフェスティバル実行委員会 代表の川久保 彬雅さんがエチオピア関連のイベントで知り合った エチオピアのテレビ局のプロデューサー テオドロス(Tewodros)さんのご自宅を訪問する予定があるということで、私も一緒にお宅訪問させていただくことになりました。7月15日(火)、ホテルまでテオドロスさんがマイカーで迎えに来てくださり、郊外のテオドロスさんのお宅まで行きました。高台の閑静な住宅街ですが、少し下りると商店が立ち並ぶ便利な所で、とても住みやすそうな街でした。
テオドロスさんご夫妻が作られたインジェラ、自家製のチーズやはちみつ酒などをご馳走になりながら、彼が制作された日本に関する動画などを見せてもらいました。エチオピア産のマンゴーを剥いてくださったのですが、あまりに美味しすぎて、私たちが別腹でどんどん食べていくので、テオドロスさんはずっとマンゴーを剥くことになってしまいました。
また、食後には、コーヒーセレモニー(日本の茶道のように、コーヒーを淹れて客をおもてなしする作法)で私たちをもてなしてくださいました。その後、川久保さんの日本式のドリップコーヒーも一緒に楽しみました。
私が今津田中家やその周辺の写真を見せたところ、テオドロスさんは、エチオピアと鳥取県や米子市との文化交流を提案してくださって、話が盛り上がりました。いつか、こちらにも来てもらえて文化交流が始められるといいな~と思いながら今後の展開にワクワクしていましたが、まさか、この1ヶ月半後の9月5日、今度はテオドロスさんが淀江に来てくださるとは、この時には想像していませんでした。彼は、エチオピア人のとても有名なコメディアン二人を連れて9月1日から来日されていたのですが、7日に開催される東京でのイベントの合間を縫って、5日に飛行機でこちらにやってきてくださり、サイクルツアーに参加、「淀江さんこ節」を体験してもらいました。彼は忙しい合間を縫って、文化交流についての具体的な提案書を作成してくれました。これから、エチオピアと鳥取県・米子市などが交流できるように、活動していきたいと考えています。
Visit to Tewodros's house
Akimasa Kawakubo, representative of the Japan Coffee Festival Executive Committee (Inc.), was planning to visit the home of Tewodros, an Ethiopian television producer he met at an Ethiopia-related event, so I decided to join him on the visit. On Tuesday, July 15th, Tewodros picked us up from our hotel in his car and we drove to his house in the suburbs. It's a quiet residential area on a hill, but just a little further down the street there are many shops, making it seem like a very livable town.
While we were treated to injera made by Tewodros and his wife, homemade cheese, mead, and more, we were shown videos about Japan that he had made. He peeled some Ethiopian mangoes for us, but they were so delicious that we kept eating them, leaving Tewodros to continue peeling the mangoes.
After the meal, he treated us to a coffee ceremony (a traditional Japanese ritual of brewing coffee to entertain guests, similar to the Japanese tea ceremony). We then enjoyed some Japanese-style drip coffee, courtesy of Kawakubo.
When I showed him photos of the Imazudanaka family home and its surrounding area, Theodoros suggested a cultural exchange between Ethiopia and Tottori Prefecture or Yonago City, and we had a lively conversation. I was excited to see what the future held, hoping that one day he would come and initiate a cultural exchange, but at the time, I never imagined that just a month and a half later, on September 5th, Theodoros would be visiting Yodoe. He had been in Japan since September 1st, accompanied by two very famous Ethiopian comedians. He flew here on the 5th, taking time out of his busy schedule to join us on a cycle tour and experience the "Yodoe Sanko Bushi" folk song. He even managed to create a detailed proposal for cultural exchange in his busy schedule. From now on, we would like to work to promote exchanges between Ethiopia and Tottori Prefecture, Yonago City, and other areas.
日替わり店長カフェ
淀江の宿 今津田中家 ランチ&カフェ
2025年11月23日(日) 30日(日)の2日間、日替わり店長カフェで大人気!淀江の宿今津田中家特製メニューをご提供いたします。
カフェタイム 9時~17時
ランチタイム 11時~14時
・今津田中家のはで掛け新米 キーマカレー・スープセット 1,320円
・自家製黒豆スイーツ 440円
・各種ドリンク 440円~
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