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パタゴニア日本支社、新たな挑戦
「Ridge to Reef」プロジェクトを始動、環境省との協定に基づき、流域思考で日本の海洋再生を目指す
アウトドア企業のパタゴニア・インターナショナル・インク(本社:米国カリフォルニア州ベンチュラ、日本支社:神奈川県横浜市、日本支社長:マーティ・ポンフレー氏)は、劣化が進む日本の沿岸生態系の再生を目指し、新たな挑戦となる「Ridge to Reef(リッジ・トゥ・リーフ)」プロジェクトを立ち上げました。環境省との協定に基づき、同省が推進する「戦略的『令和の里海づくり』基盤構築支援事業」と連携し、陸域と海域を一体的に捉えるアプローチで持続可能な海洋環境の実現に貢献するプロジェクトです。
(Ridge to Reef restoring Our Ocean サイトより抜粋)
沿岸域の生物多様性を守るため、海洋保護区の指定など、さまざまな取り組みが進められています。しかしながら、全国の約8割の都道府県で藻場が継続的に衰退しているなど、沿岸環境の劣化は依然として止まっていません。
海が再び豊かさを取り戻すためには、海だけを切り離して保全や再生を考えるのではなく、陸から海へと続く生態系の有機的なつながりを認識することが不可欠です。
「Ridge to Reef」は、流域のダイナミックなつながりを健全に回復し、自然が持つ再生力を引き出すことで、海の生態系とそれに根ざした暮らしや文化を育むことを目指すプログラムです。
(一社)Bisui Daisenとプロジェクトの関わり
〇記念シンポジウムで基調講演 〇パイロットプロジェクトに選ばれる
この協定締結およびプロジェクトの始動を記念し、2025年7月23日(水)にシンポジウム「Ridge to Reef: Restoring Our Ocean -流域思考でひらく海洋再生の道-」が東京都千代田区で開催されました。
オープニング、調印式<パタゴニア日本支社:マーティ・ポンフレー(パタゴニア日本支社 支社長、環境省:浅尾慶一郎氏 (環境大臣)>、プロジェクトの概要の説明などの後、基調講演やパネルディスカッションが行われました。
基調講演には、流域視点で活動してきた2人の講師のトップバッターとして、(一社)Bisui Daisen(ビスイダイセン 今津田中家のオーナー 田中洋子が専務理事を務める)の代表理事 大原徹 さんが、「流域という視座 つながりのダイナミクス ー大山での試み―」というテーマで、Biui Daisenが2023年から提供し日本各地の方々に体験していただいた「流域を身体化するプログラムin大山」の取組を「大山流域動態図(2面上図参照)なども提示しながら、お話ししました。
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大山流域動態図と「Ridge to Reef」パイロットプロジェクト
パタゴニア日本支社の支社長に「この図なら日本がわかる」と言っていただけた大山流域動態図。地域の自然やそこに根差す文化を調べて水系を可視化したこの図が、まさにRidge to Reefを象徴している。
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