2025年7月4日から20日までの17日間、今津田中家のオーナー 田中洋子は日本を離れ、ソウル経由でエチオピアの首都 アディスアベバに滞在しました。洋子が大阪在住の頃から関わらせていただいている株式会社フクナガエンジニアリングのエチオピア事業の責任者ハブトム(Haftom)さんの結婚式に参列するのが主目的で、日本のユニークな方々と同行したおかげで、様々な出逢いがあり、いろいろな体験をすることができました。これからシリーズで、瓦版にエチオピア滞在記を掲載していきます。
淀江の宿今津田中家が母屋をゲストハウスにして、本格的に稼働し始めたのは2021年3月で、4年余りが経ちました。当初はAirbnb(エアービーアンドビー、略称「エアビー」、様々な國や地域で短期・長期のホームステイや体験を提供するオンラインマーケットプレイス)などに登録していましたが、私(宿のオーナー 田中洋子)の仕事などとも両立できる範囲のペースで宿泊を受け入れる形に変えて、主にはリピート客、WEBサイトで探して来られた方、知り合いの方などを中心にご宿泊いただいています。
今号では、淀江の宿 今津田中家に今までに宿泊された方々の人気スポットをご紹介していきます。
1992年から続く米子日吉津商工会主催のサイクルカーニバルは、旧淀江町商工会青年部が中心となり、当時普及し始めた「サイクリング」を通じて、環境省認定の湧水地や日本最古級の壁画、日本最大の弥生時代集落遺跡などこの地の知られざるスポットを、美味しいモノや楽しいコトを織り交ぜながら、多くの方に巡っていただくことを目的とした “手づくり”の地域活性化事業です。2007年の商工会合併(淀江・伯仙・日吉津)後も継続して開催され、コロナ禍での中断もありましたが、山陰における”自転車の聖地”を目指すと共に、アットホームなおもてなしで地域の良さをお届けし続けているイベントです。
第32回大会となる今年は9月7日(日)に実施される予定で、定番の健脚コース、坂を加えた出し切りコース、初心者向けのショートコースの3コースが設定されています。大山から見下ろす雄大な日本海、山陰ならではの海と山を同時に満喫できるコースのエイドステーションやゴールでは、地元事業者さんの食事や特産品がふるまわれます。
淀江の宿今津田中家のある淀江町は、2005年に米子市と合併し、町役場だった建物は米子市役所淀江支所として活用されています。2021年10月、淀江支所内にある米子市淀江振興課から「妄想?真実?やりすぎ淀江伝説(A5判16Pの冊子)」が発行されました。宿でも在庫を持ち、宿泊者などにお渡しして、喜んでいただいています。また、2025年3月には第2弾が発行されました。本号では、この冊子に関わっておられるお二人と当宿との関わりや冊子の内容などをご紹介します。(「やりすぎ淀江伝説」は無料で配布されています。)
ライブ漫画家 ゴロ画伯
草野さん「鳥取邪馬台国説」
「とっとり暮らしワーキングホリデー(とっとりワーホリ)」は、鳥取県内外の若者等が、働きながら県内の地域に滞在し、地域住民との交流や学びの場などを通じて地域での暮らしを学ぶ、鳥取県人口減少社会対策課の取組です。 淀江の宿 今津田中家...
机の上で経営の流れや難しさをリアル体感! 淀江の宿今津田中家では、霊峰大山から起する日本海までの豊かな水の循環や自然の恵みを受けるこの地域で、一般社団法人Bisui Daisen(ビスイダイセン)とも連携し、地元の人と共に行う様々な体験の企画・提供をしています。その他、株式会社ウォリス(宿のオーナー 田中洋子が経営)が独自開発した経営疑似体験学習「 BASG」や自分を見つめ直す「ライフキャリア支援」なども、日帰り~2泊3日などの日程で、企業研修やキッズキャンプなどにも組み入れ、提供しています。 経営疑似体験学習BASG(バスゲーム)は、一人一人が事業を立ち上げて経営者となり、机の上で経営に挑戦する経営疑似体験ゲームです。お金を貯めて出資して、屋号を決めて、店舗を借り、備品を揃えて、社員を雇い、商品を仕入れて、事業をスタート!その後は、1ターン(「品出し」「イベント」「販売」「アクション」「仕入」「月末処理」)を4回繰り返し、第1期が終了します。各フェーズでは、グーグルスプレッドシートに実施結果を入力し、その都度、現金残高や商品在庫などを確認。状況を把握しながら、ゲームを進めていきます。
2025年5月10日(土) 18時~21時
ライフキャリア支援
2025年5月11日(日) 10時~16時
経営疑似体験学習 BASG トライアルコース(入門編)
参加申込フォーム
きぬむすめ・もち米の田植え体験したい人募集!
はで掛け米作りの達人 ぶんちゃん(山中文男)さんと、田植え体験!
【日時】
2025年5月18日(土) or 19日(日) 10時~13時(昼食付) 機械植え
2025年5月31日(土) 手植え・大豆植え
【参加費】1,100円(中学生以下550円)
※10月下旬の脱穀後、きぬむすめ1升1.5kg(玄米 or 白米)もしくはもち米1升1.5kg(玄米 or 白米)をプレゼント!
※昼食付
※昼食はお持ち帰り可能です。
【服装・持ち物】
長袖、長ズボン、長靴、帽子、手袋・軍手、タオル、飲み物ぱなどをご持参ください。
この号では、大山流域で活動している学生2人(瓦版17号参照)に特集記事をおまかせしました。
「Mimori」は、かつて山を守り水源を守っていた「水守(みもり)」と呼ばれる人々に由来しています。メンバーは女子大生の二人、松田彩子(まつだ あこ)と坂上萌(さかうえ もえ)で活動しています。私たちは、西日本最高峰・大山(だいせん)の麓を拠点に、先人たちに見えていた世界観を現代に伝える活動を行っています。これまでSNSやプログラムを通じ、多くの方々にその価値観を伝えるトライをしてきました。お水が沢山湧く水資源豊かな大山に暮らしている中で、「山・川・里・海の連環」が失われる事に危機感を持ち始め、水資源の豊かさと密接に関係するお酒造りを通して、水の大切さを伝えていきたいと思う様になりました。この度、「大山さんのおかげ」を伝えるお酒のクラウドファンディングを江府町の大岩酒造さんと共に立ち上げました。私たちの目標は日本中に大山さんを知ってもらい、この地を訪れてもらうことです。そのための活動資金が必要です。どうか応援、よろしくお願いいたします!
淀江の宿今津田中家 瓦版第24号
瓦版創刊から、2年が経ちました!
作り始めたきっかけは?
2023年3月に創刊した「淀江の宿 今津田中家」瓦版。当初は、日替わり店長カフェを始めるにあたり、その日程をインフォメーションする目的でスタートしました。
その2年前の2021年3月に「淀江の宿 今津田中家」のWEBページを作成した際、「淀江プロジェクト物語」のページを作りました。相関図や登場人物紹介を載せたりするとともに、第1話~第50話までのタイトルを掲載したのですが、3話まで完成させて、4話からは下書きで止まっていました。その間、20人以上の方から、「続きはどうやったら読めるんですか?会員になれば読めますか?」などの問合せを戴き、この瓦版を機に毎月1話ずつ書いていくことを決めて、本号で第23話まで進めることが出来ました。
日替わり店長カフェは、宿泊との兼ね合いで日数を減らしていますが、工夫しながら今年度もやっていきたいと考えています。
瓦版は、2020年12月、淀江の宿今津田中家のロゴ制作をしてくださった「アメノデザイン」の大野真琴さんと共同で作成しています。