前話 第27話「勇太朗の庭師デビューとエアコン設置」のあらすじ
「淀江プロジェクト」第27話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾を実施して、緊急事態宣言が出た4月中旬に自宅の荷物を、5月中旬にはオフィスを解体(第10弾)して荷物を撤収し、娘 萌々子と淀江への引っ越した洋子。5月から6月にかけて、虫対策の網戸などを付けてもらう(第11弾)。
2019年の9月の第6弾で、「庭師になる!」と宣言した勇太朗が庭のジプシーを連れ、戻って来た!2020年7月、大雨の中、プロジェクト第12弾が始まる・・・。
第27話 Yodoe Project Story 第29話
【第28話 母屋を簡易宿所にできる? てるちゃんHELP! のあらすじ】
「淀江プロジェクト」第28話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾を実施して、緊急事態宣言が出た4月中旬に自宅の荷物を、5月中旬にはオフィスを解体(第10弾)して荷物を撤収し、娘 萌々子と淀江への引っ越した洋子。5月~7月の第11弾、第12弾で網戸設置やエアコン工事、庭整備などが進み、快適に過ごす中、母屋を簡易宿所にする・・・という案が持ち上がる。さぁ、どうする?
ウベハウスに住みたい!

2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾を実施して、緊急事態宣言が出た4月中旬に自宅の荷物を、5月中旬にはオフィスを解体(第10弾)して荷物を撤収し、娘 萌々子と淀江への引っ越した洋子。5月~7月の第11弾、第12弾で網戸設置やエアコン工事、庭整備などが進んだ。
洋子と娘萌々子は、引っ越してからは、母屋の中の洋室で寝て、母屋のカフェスペースで食事をして、洋子は書斎で仕事をする生活をしていたが、引越してから3週間が経った6月上旬、萌々子が「私たちがウベハウス(簡易宿所の許可を取得している平屋鉄筋コンクリートの小さな離れ)に住んで、母屋をカフェやゲストハウスで全部使えるようにした方がいいんじゃない?」と言い出した。
キッチンやトイレもあるウベハウスを洋子たちの居住スペースにすれば、カフェスペースにお客様が来られても、ゆくゆくカフェスペースで本当にカフェをすることになっても、萌々子はそこから離れたプライベート空間で自由に過ごせる。ただ母屋で簡易宿所の許可を取るには、広さ的にも金銭的にもハードルが高い気がしていて、実際に検討する一歩を踏み出せていなかった。
米子日吉津商工会・米子市観光課との出逢い

日々テレワークで仕事をしながら、3日前に山中さんご夫妻に耕してもらった畑でさつま芋など作物を植え始めた6月25日、米子日吉津商工会の事務長 小川直生さんが、近所のメイちゃん農場の大下哲治さんから洋子の情報を聞いて、商工会入会のお誘いで来訪された。鳥取県の「観光客の心に響く滞在型地域創造事業補助金」事業のチラシも持参、「この補助金を活用してみてはいかがですか」という提案や鳥取県西部の商工会が連携して取り組んでいる「大山時間」のコト事業(サイクリング事業推進)やモノ事業(商品開発)の情報なども提供してくださり、いろんな形で連携できるかも・・・と思った洋子は即入会することにした。また、同じ時期に、米子市観光課から「宿泊施設業態多角化事業補助金」のご案内が封書で届いた。市内の宿泊施設において、テレワーク等が行える環境を整備する目的で行なう事業が対象だということだった。
関西の小企業の支援を日々テレワークを行いながら、畑や近隣散策など田舎での暮らしも楽しみ始めていた洋子は、母屋も上手く活用することで、宿泊の方のテレワークの環境をより整えやすいかもしれないと思い始めた。
どんな可能性があるか、まずはいろいろと調べてみよう・・・ということで、飲食や宿泊の許可の取得支援の実績があり、実際に今津田中家のカフェスペースの設計でも飲食の許可が取れるように条件を整えてくれていたキミトデザインスタジオのてるちゃん(吉田輝子)さんに相談することにした。
これからの工事の行く末
てるちゃんと一緒に西部総合事務所や消防署などにも相談に行き、少しずつ理解を深めていった。そして、母屋を簡易宿所にしようと思うと、広さ的に、誘導灯や非常灯、業務用火災報知器などの消防設備を付けることが必要となり、消防設備だけで、60万円近くの費用がかかることがわかってきた。
宿泊スペースとしては、洋子たちの寝室にしている洋室、そしてリノベーションのメンバーとカフェスペースが出来上がるまで食事や雑魚寝をしていた和室、そして洋子が仕事場として使っている書斎が候補に挙げられるが、和室には仏壇があり、また書斎には洋子の会社の書類や書籍など多くのものを搬入しており、どのようにしていくのが一番いいのかをプロジェクトのメンバーとも相談しながら、洋子はいろいろと検討していった。
そして、引っ越してから4ヶ月余り経った2020年9月下旬、洋子はウベハウスを洋子と萌々子の居住スペース、母屋をカフェや宿泊施設として活用することを決心した。米子市の観光課にも相談に行き、「宿泊施設業態多角化事業補助金」も活用させてもらって、母屋を整備して、今より多くの方が宿泊できる施設にすることにして、その実現に向けて動き始めた。
次回 第29話「まだまだ続くよ!片付けは・・・。」のあらすじ
「淀江プロジェクト」第28話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾を実施して、緊急事態宣言が出た4月中旬に自宅の荷物を、5月中旬にはオフィスを解体(第10弾)して荷物を撤収し、娘 萌々子と淀江への引っ越した洋子。引っ越し後も、5月~7月の第11弾、第12弾と進み、9月下旬には母屋のゲストハウス化を決め、2020年10月上旬、最後に残っていたエリアの片付けに着手する・・・。
第27話 Yodoe Project Story 第29話