前話 第25話「引きこもりテレワーク、地元メンバーのデリバリー」のあらすじ
「淀江プロジェクト」第25話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾を実施して、緊急事態宣言が出た4月中旬に自宅の荷物を淀江に搬入。5月中旬には大阪の塚本オフィスの解体を終え、大阪に別れを告げて、淀江への引っ越しを断行!輝ちゃんをはじめとするプロジェクトメンバーの支援を受けながら、2週間の引き籠り生活・テレワークでの仕事を始める。その中で受けた田舎での洗礼とは・・・。
第25話 Yodoe Project Story 第27話
【第26話 農業一年生に強力な助っ人現れる! のあらすじ】
「淀江プロジェクト」第26話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾を実施して、緊急事態宣言が出た4月中旬に自宅の荷物を、5月中旬にはオフィスの荷物を撤収し、娘 萌々子と淀江への引っ越した洋子。2週間の引き籠り生活・テレワークでが終わった6月初め。草だらけの畑に出て途方に暮れていた洋子の前に、救世主、強力な助っ人が現れる!
ありがたいご近所さん 前田さん!

2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、3月上旬に第9弾を実施。緊急事態宣言が出た4月中旬に自宅の荷物を淀江に搬入。5月中旬にはオフィスの解体(第10弾)を終え、大阪に別れを告げて、娘の萌々子と二人で、淀江への引っ越しを断行。2週間の引き籠り生活が終わり、18歳で故郷を離れた洋子の38年ぶりの本格的な淀江生活がスタート。
引きこもり生活を終えて数日経った2020年6月3日の朝早く、家の前で何か機械の音がしている。出てみると、ご近所の前田 一夫さんが駐車スペースの草刈りをしてくださっていた。
一夫さんと洋子の父 茂、一夫さんの奥様 和子さんと洋子の母 景子がそれぞれ同い年で、洋子の両親と仲が良かった前田さんご夫妻は、父 茂が亡くなってからは、空き家になった洋子の実家の様子をいつも確認、草刈りや墓の管理などもやってくださっていた。淀江プロジェクトのメンバーとも仲良しの好々爺で、プロジェクトメンバーも前田さんに会えるのを楽しみにしていた。自分たちの畑の他、田中家の畑でも作物を育てて、洋子たちがUターンするたびに箱いっぱいの野菜を提供してくださっていた。田中家の倉庫には何があるかを洋子よりもご存知でいろいろと教えてくださり、娘 萌々子のことも気にかけてくださる。耳は少し遠いが、自転車も乗り回す元気な90歳、 一夫さんは、本当にありがたいご近所さんだった。
「このハイテクの時代に何やっちょうなぁだ?」
その4日後の6月7日の朝。洋子と娘 萌々子は、そろそろ畑を活用し始めよう・・・と、家の向かいの畑のうち、前田さんがさつまいもなどの作物を植えてくださっている以外の草が生い茂っているスペースの草刈りを手でやり始めた。
そこに、近くの田畑で農作業中だった山中文男さんが来られ、
「このハイテクの時代に何やっちょうなぁだ? ワシが草刈り機でやってあげるけん。ワシは草刈りが得意だけん。」
と声をかけてくださった。そして、ご自宅の草刈り機を取りに戻って、颯爽と現れ、家の向かいの畑一面の草刈りがあっという間に完了!
途中、4日前に駐車スペースの草刈りをしてくださった前田さんも参戦。洋子がうまくエンジンをかけられなかった田中家にあった草刈り機の使い方もレクチャーしてもらって、洋子もいつでも気軽に草刈り機で草刈りができるようになった。
山中さんは、洋子が小学校に入った頃はもう卒業しておられたので、あまりお付き合いなどは無かったのだが、ゲストハウス申請に向けて動き出したときの自治会長が山中さんで、そのときからいろいろとお世話になっていた。
本当にありがたい腰の軽いご近所さん 山中さんのお陰で、懸案だった畑の草刈り問題があっという間に解決した。
強力な助っ人のお陰で畑が蘇る!
その後は、刈った草を少しずつ一か所にまとめる作業を繰り返した。そして、また草が少し生えてきた2週間後の6月22日の朝、山中さんご夫妻がご来臨! 草刈り機・小型耕運機・トラクターを使って、畑を耕してくださった。トラクターを自由自在に扱う奥様 真由美さんがとてもカッコいい!
山中さんご夫妻は牛を飼い、天日干し はでかけ米を作っておられる頼れるファーマーで、
「さつまいもがみやすい(簡単だ)けん、まずはさつまいもを植えてみない。」
と言って、畑を耕した後、文男さんが畝の立て方などもレクチャーしてくださった。
本当にありがたいご近所さんのお陰で、農作物が植えられるようになり、洋子の農業一年生がスタートした。
次回 第27話「大雨の中の勇太朗とジプシーで庭整備、プロジェクト今後の行く末」のあらすじ
「淀江プロジェクト」第27話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾を実施して、緊急事態宣言が出た4月中旬に自宅の荷物を、5月中旬にはオフィスを解体(第10弾)して荷物を撤収し、娘 萌々子と淀江への引っ越した洋子。5月から6月にかけて、虫対策の網戸などを付けてもらう(第11弾)。
緊急事態宣言は5月中旬には地方部、下旬には都心部でも解除され、7月に庭整備や今後の打合せのためにプロジェクトメンバーに来てもらうことを決めたが、直前になって、鳥取県で4人目のコロナ感染者が出て、雲行きが怪しくなる。人数を削ってメンバーが来訪、大雨の中、プロジェクト第12弾が始まる・・・。
第25話 Yodoe Project Story 第27話