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第35話 母屋の初めての宿泊客はなんと・・・洋子の旅の原点、35年前からの驚きのご縁

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「淀江プロジェクト」第34話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾 4月に第10弾、淀江に引っ越し後は、5月~7月で第11弾、第12弾、2020年10月に13弾・14弾、11月に15弾、12月に16弾を実施、1月の第17弾では洋室のベッド化が完成。2月3月に行われた第18弾・19弾では、洋室のテーブル作成なども進むとともに、ホームページが完成し、いよいよ宿泊事業を本格的に始めることとなる・・・。

第34話  Yodoe Project Story  第36話


【第35話 母屋の初めての宿泊客はなんと・・・洋子の旅の原点、35年前からの驚きのご縁 のあらすじ】

「淀江プロジェクト」第34話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾 4月に第10弾、淀江に引っ越し後は、5月~7月で第11弾、第12弾、2020年10月に13弾・14弾、11月に15弾、12月に16弾2021年1月に17弾を実施、3月に行われた第18弾第19弾では洋室やホームページが完成。いよいよ宿泊事業を本格的に始めた最初の宿泊客はなんと・・・!

洋子の旅の原点

 時は遡り、約35年前の1985年。

 大学4回生となり、山口市での生活4年目を迎えた洋子は、夏休みに淀江の実家に帰省。本好きの父 茂が購入していた「女は度胸地球ひとり旅―自分でつくる女性ひとり旅ガイド(著者:おそどまさこさん)」という書籍を見つけて読み始めた。

 父 茂と母 景子は旅好きで、洋子が小学校に上がる前から、毎夏、日本国内を巡る家族旅行していた。北は北海道から南は鹿児島までいろんな所に連れて行ってくれて、洋子は、未知の場所に行く旅の楽しさを知った。洋子が中学生になり、土日や夏休みなども部活動で忙しくなると、父や母はそれぞれ一人で、旅行会社が企画する海外への募集ツアーに参加するようになった。

 洋子も大学卒業前に父母のように募集ツアーで海外へ行きたい・・・と思っていたが、「女は度胸・・・」の本を読んで、

「そっか。募集ツアーに参加しなくても、自由に自分の行きたい所へ一人旅すればいいんだ!」

ということに気づく。そして、自分は、観光地巡りにはそれほど興味がなく、海外へ行ってやりたいのは、現地での生活に触れ、現地の人達と交流すること、興味のある場所に行くことだと気づき、大学卒業前の1986年2月上旬、イギリス ロンドン に1ヶ月ホームステイすることにした。

 ホームステイ先には、同年代の娘さん、そして南イエメンのアブドルくんも滞在していて、一緒に劇場やディスコなどあちこちに出かけた。平日は語学学校に通って、いろんな国の人達と交流・議論し、週末や最後の1週間は、オランダやベルギー・ドイツなど、夜行の船や夜行列車などで効率的に移動し、女性ひとり旅を楽しむ。

 船や列車で出会ったバックパッカーたちとも仲良くなり、共通の目的地があると、その間だけ一緒に行動させてもらったりして、女性ひとり旅では行きにくい所にも行くことが出来た。「人はなぜ争うのか。なぜ自分の信じる正義のために残虐な行為できるのか。」といったことに興味があった洋子は、アンネの隠れ家、ダウハウのユダヤ人収容所、ベルリンの壁を渡って東ドイツへ行くなど興味のある様々な場所へ行くことが出来た。


地球子連れ旅ひとり旅

 1990年に結婚し、1991年 息子 義邦、1995年 娘 萌々子を出産した頃、洋子は大阪梅田の紀伊国屋書店で、おそどまさこさん著書「地球子連れ旅ひとり旅」の本に出会う。

 「そっか、子供を連れて、自由に自分の行きたい所へ旅できるんだ!」

今回もまたおそどまさこさんに気づかせてもらった洋子は、萌々子が0歳の時から、商社マンの弟 衆の赴任先 オーストラリア パースやイギリス ロンドン、夫の妹家族の赴任先 ドイツ デュッセルドルフなどを訪問し、二人の子を連れてあちこちへ行った。また、萌々子とは、中学生になってからも、イタリア、タイをはじめ、いろんな国に一緒に行き、それぞれの国で現地に住む日本人の方々にもお世話になり、子連れでも安心して旅をすることが出来た。

 

 20代から始まった洋子の海外旅は、おそどまさこさんの2冊の本との出会いに後押しされ、自分がやりたかったことがたくさん実現できて、それぞれとても充実した旅となった。子供が大きくなると、友人や仕事の仲間といろんな国に行くようになったが、海外の旅ではいつも、現地の人達との交流や体験をして、体感しながら学ぶことも多く、何よりとても楽しかった。洋子が実家のゲストハウス化を進めたのは、自分が海外で楽しかったことを来日する海外の人に提供したい・・・という気持ちが強かったからかもしれない。

 2020年11月に旅館業法の簡易宿所の許可を取得してから、洋室や和室などを整え、2021年3月に、アメリカ企業が運営するAirbnb(エアビーアンドビー、略称「エアビー」・・・様々な国や地域で短期・長期のホームステイや体験を提供するオンラインマーケットプレイス)に宿登録した。

 Airbnbの登録を一旦済ませて数日経った3月4日の早朝に別の作業をしていた洋子は、Airbnbに問い合わせが入ったことに気づく。 


おそどまさこさん、モサ海老を携え到着!

 問い合わせは「おそどまさこ」さんからだった。

 「うん?見たことある名前。年月を経て、すっかり忘れてしまっていたけど、私の旅のスタイルの原点を作ってくれた方と同じ名前?」

 後醍醐天皇の軌跡をたどるツアー造成の下見で、山梨から車で鳥取県を訪れるとのこと。メッセージのやり取りをして、やはりあの「おそどまさこ」さんだということが分かり、続けてやり取りをして、13日(土)の宿泊が決まった。

 大ファンの瀬古利彦さんに最初のお客様になってほしくて、2020年11月に母屋の宿泊許可を慌てて取得したのだが、コロナ禍のためそれは叶わなかった。それに匹敵するスペシャルなお客様が母屋の最初の宿泊のお客様となった。

 赤﨑港でモサ海老をたくさん購入、また日本酒 岩泉も持参されて、おそどまさこさんが今津田中家に到着。二人で一緒に夕食を食べ、いろんなお話をさせていただく。今回のおそどさんの旅のことでも話が盛り上がり、父の蔵書の中にあった「名和長年」に関する冊子をお貸しすることとなった。翌日は朝食を食べた後、チェックアウトされ、境港へと向かわれた。

 こんな素敵な出逢いから始まった今津田中家の母屋での宿泊事業。この出来事がとてもありがたく、洋子は改めて自分の人生を振り返り、これから先、この宿をいろんな人が集える楽しい場にしていこう・・・と決意を新たにした。



次回 第36話「地域のお披露目会 & はな工房 アイアンの転落防止フェンス 」のあらすじ

「淀江プロジェクト」第36話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾 4月に第10弾、淀江に引っ越し後は、5月~7月で第11弾、第12弾、2020年10月に13弾・14弾、11月に15弾、12月に16弾2021年1月に17弾を実施、3月に行われた第18弾第19弾では洋室やホームページが完成。最初の宿泊客が宿泊された後の4月上旬、やっと今津地域の方へのお披露目を行うことができた。そして4月実施の第20弾では大阪でご縁があったはな工房さんの素敵なフェンスが登場!

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